クリアチャープで根魚くっきり!ホンデックスHE-8SIIの上位機種 HDX-8C
2024年11月14日 (木) [GPS・魚群探知機]
HONDEX(ホンデックス)の8.4型GPS魚探 HE-8SIIはプレジャーボートとしては定番の人気機種ですが、もう一つこんな機能があったらいいな・・・とか思ったことはありませんか?
今回はそんな皆さんにHE-8SIIと比べて価格差はあるものの、2つの大きな強みを持つ上位モデルHDX-8C を投稿記事を2部構成で紹介します。
今回紹介する機能は、
クリアチャープ機能です。
チャープ機能(チャープ発信)と言ってもこれまでと何が違うの?と思う人が大多数かと思いますので軽く説明をしますと、
これまで国産モデルで主流であった発信方式はパルス発信。
200kHzの単周波、または50kHz/200kHz等の異なる周波数を交互に発信する仕組みが古くから広く用いられています。
魚探はよくキャッチボールに例えられます。
例えば200kHzを赤色のボール、50kHzを黄色のボールとすると、
赤いボールを投げ、返ってきた赤色のボールを受け取る。次に黄色のボールを投げ、返ってきた黄色のボールを受け取る。その繰り返しです。
そして、パルス発信は一度ボールを投げたら返ってくるまで次のボールは送ることはありません。
では、チャープ発信はどのような仕組みかと言うと
何色もの異なる色のボールを途切れることなく投げ続けています。
赤色のボールを受け取るまで次に赤色のボールを送らないことはパルス発信と変わりません。
しかし、ボールを投げて待つあいだもたくさんのボールを投げては受け取っているのです。
チャープ発信はこのようにボール=周波数を絶えず変えながら発信し続けているため
情報量がパルス発信と比べ断然に多く、魚一匹一匹を鮮明に映し出すことが出来るため、岩陰に潜む魚を見つけることや集団で群れる魚も一匹一匹を鮮明に映し出すことが出来ます。
また、チャープ発信からワイドバンドモードへと切り替えることも可能です。
ワイドバンドは90kHz~140kHzを10kHzごとに選択して周波数を選ぶことが出来ます。
周波数の低い値ほど探査幅が広角に、高い値ほど鋭角にすることが出来ます。
ワイドバンドモード機能では、動き回る魚には広角気味に、岩陰に生息する魚には鋭角気味にするといった使い道や、他船とは異なる周波数にすることで干渉・ノイズが減少させる方法が取れます。
いかがでしたでしょうか?
今回はHDX-8Cの特徴を2部に分けて紹介をいたしました。
ホンデックスHDX-8Cはこれまでの人気機種である8.4型HE-8SIIから大きく見方が変わる次世代型の魚探だと言えます。
クリアで深みのある水中情報や状況に応じて任意で切り替えができるようになったことは釣りの幅が大きく広がります。
新たな仕組みの魚探でボートライフを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
今回紹介した商品
HONDEX(ホンデックス)
HDX-8C GPSアンテナ内蔵仕様 8.4型カラー液晶 クリアチャープ GPSプロッター魚探 TD320振動子 600W 90-140kHz
品番:HDX-8C-T320-C
HDX-8Cの紹介第一弾はこちらから
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