GPS魚探でよくあるQ&A トップ3!
2014年12月04日 (木) [GPS・魚群探知機, ボート用品]
GPS魚探の購入を検討されるお客様からの良くある質問トップ3をピックアップしてみました。
Q1.
丸型振動子とトランザム振動子はどう違うのでしょうか?
A1.
プレジャー用の振動子には大きく分けて2種類のタイプがあります。
丸型振動子
ホンデックスTD28、フルノ520-5PSDといった丸型振動子は、船底貼付やインナーハル取付といった簡単に取り付けることが出来るためプレジャー用として最も広く使われています。
船底貼付やインナーハル取付方法はFRP艇(単層10mm以下)又はアルミ艇の船底に有効ですが、デメリットとして超音波が船底を通過するときに減衰するため深くまで探知したい場合には適しません。
しかし、リガーマリンが2013年に開発したスカッパーに装着できるスルハルキットでの取付方法であれば、デメリットである超音波の減衰することなく受信ができます。
フルノ520-5PSD(左)、ホンデックスTD28(右)
トランザム(スキマー)振動子
FRP艇でも二重層や船底貼り付けが難しい構造の場合、または深くまで探知したい場合にはホンデックスTD-25、フルノ525-5PWDといったトランザム(スキマー)振動子を使い船尾に取り付けます。
トランザムへの取り付けは、船外に振動子を取り付けるため超音波の信号は減衰することなく受信が出来ます。デメリットとしてスクリューや船体から発生する気泡は超音波を通過せずに反射させる性質があり、走航中などで魚探の海面付近にクシ状の反応が現れることがあります。そのため振動子を気泡が発生する場所を避けて取り付ける必要があります。
フルノ525-5PWD(左)、ホンデックスTD25(右)
フルノの魚探機能の一つ、底質判別機能は船底貼付やインナーハルでは超音波の減衰によって正確な解析ができないことから、フルノではトランサム取付または前述のスカッパーに装着できるスルハルキットを薦めています。
Q2.
GPSアンテナ内蔵モデルと外付けモデルはどれを選べばいいのですか?
A2.
GPSアンテナ内蔵モデルと外付モデルはアンテナ受信性能は全く変わりはありません。ただしGPS魚探本体の周辺にはGPS衛星からの電波受信を遮る物があると精度が悪くなる、もしくは測位出来ない場合があるため、その様な場所近くで使用するには外付けアンテナモデルをオススメします。
アンテナ内蔵モデルの取り付けには・・・
・その他の機器(無線機、魚探、レーダー)からなるべく離れたところ。
・回転窓やワイパーなどのモーターを用いた機器からなるべく離れたところ。
・エンジンからなるべく離れたところ。
・周辺上空に障害物がないところ。(金属類や湿った木片が本体の上方向にあると受信しにくくなります。)
また本体の設置角度を25°以上寝かせると受信しくくなるため、なるべく垂直に近い状態で使用して下さい。
Q3.
デジタル魚探とアナログ魚探の違いはなんですか?
A3.
魚群探知機はデジタルと表記された魚探と表記のない従来の魚探(アナログ魚探)に分けられます。
カメラで例えると、ネガフィルムを使うアナログカメラでは複雑なデータ補正が出来なかったのに対し、デジタルカメラに移り変わってから明暗や色といったデータ補正が出来るようになった事と同じで、デジタル魚探とは受信した信号をデジタル化し本体内に保存することで、そのデータを使って鮮明な画像表現やデータ解析などアナログ魚探では出来なかった情報を表現することが出来る機能です。
メーカーによって機能は様々ですが、お魚サイズの表示、泥・砂・岩といった底質判別機能、ノイズの除去機能の強化、水深の深いエリアの鮮明化、全画面感度変更などが挙げられます。
現在、どのメーカーもデジタル技術は発展途中であり、今後はこの新機能の有無で魚探を選ぶ基準にもなるのではないでしょうか?
また、デジタル魚探はアナログ魚探と比べ高額になるため、今でもアナログ魚探を選ばれる方もいます。
もしかすると今後近い将来にはデジタル化が進み、魚探本体の姿が消えて振動子を設置するだけで無線ネットワークでパソコンの画面内で魚探を見る・・・そんな時代になるのかもしれませんね!
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