ソレックス指定グリースは、耐水性、耐熱性に優れたリチウム石けんグリースでした。
2016年01月25日 (月) [トレーラーパーツ]
トレーラーは、自動車と異なりボートの進水等により水、海水に接することが多いので、ハブへの グリースアップは大変重要です。ハブのグリースアップをしないまま走行しますと、ハブベアリングが焼きつき、大事故につながる恐れがありますので、グリースが減っていないか定期点検をおこなうと共にグリースアップをおこなってください。
トレーラーのメンテナンスの必需品の【グリース】なんですが、
写真の『ソレックス指定の耐水グリース』には【耐水グリース】と表記はあるものの中身のグリースに関しては全く表記が有りません。インターネットでグリースについて調べてみるといろいろな種類のグリースがあるようなのでソレックスへ確認してみました。
『ソレックスの耐水グリース』の中身は、JXエネルギー(株)【パワノックWB3】でした。
【パワノックWB3】は、リチウム石けんグリースに属し耐水性、耐熱性および機械的安定性に優れ、全ての性能に欠点がない特性がある。リチウム石けん系グリースは万能型グリースとして国内だけでなく世界中で使われている最もポピュラーなグリースだそうです。
パワノックWBグリースの特長
- 耐漏洩性が優れている。
- 耐熱性が優れている。
- 機械的安定性が優れている。
- 耐水性が優れている。
- 金属を腐食しない。
トレーラーのベアリングはもちろん、ジャッキやウィンチなどにもおすすめです。
ちなみに、MAXトレーラー(タイトジャパン)指定グリス、『ウレア系マルチグリス』は、リチウム非石けんグリースに属し、リチウム石けんグリースと比べ耐熱性と耐摩耗が優れているそうです。
地元の子供向け美術館にある岡本太郎作の彫刻≪若い夢≫、
芸術のことは全くわかりませんが、お気に入りの作品です。
トレーラー用品担当のトミーでした。