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スカッパー構造スルハルキットのご紹介

2014年01月18日 (土) [ボート用品]

ネオネットマリンのボート用品担当のなかです。
今回はリガーマリンから発売されたスカッパー構造スルハルキットをご紹介します。
近年、GPS魚探は進化を遂げ、お魚サイズや底質判断などといった新しい機能が増えてきていますが
実際にはその機能を100%発揮されていないケースがほとんどです。
原因は魚探心臓部ともいうべき送受波器(振動子)の取り付け方
海中へ直接超音波を発せられるスルハル式で扱われてる船はごくわずかで、ほとんどの場合、船底に貼り付けやインナーハルまたはトランザムに取り付けを行われています。
船底に貼り付けであれば送受波器を船底にシリコンコーキングで接着、またインナーハルでも船体へは穴を空けずに取付が可能なため比較的楽な方法で設置が可能です。しかしどちらの手法でもFRPの船底1枚隔てて超音波を発しているため本来の60%(インナーハルでも80%)まで感度性能を下げる言われ、いるはずの魚群の反応があらわれなかったり、新しく機能追加された底質判断が表示されないこともあります。
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左右の比較で本来表示されるおさかなの反応がインナーハル装備時では表示されていません。
10646_monitor2.jpg
底質判断も同様に比較しても底質判断がインナーハルでは表示されず(全て岩場と表示)違いは明らかです。
スカッパー構造スルハルキットはイケス内に設置されたスカッパー(ヤンマー製スカッパーのみ対応)を活用し送受波器をセットすることが出来るスルハルキットです。
10646_img49_w580.jpg
これであれば、船底1枚の隔てもなく超音波を送受信することができ、本来の性能を100%発揮することが出来き、さらにメンテナンス時には取り外しも容易に行えます。
問題があるとすれば、こちらの製品、先ほどにも述べましたヤンマー製スカッパーのみ対応となりますので適合外の場合、新たに増設が必要になります。
また、通常イケスでは出入口で2つのスカッパーが必要ですが、従来のイケスと同様に使われるのであれば、これもまた増設して3つ目が必要になります。
しかし、それでも昨年中ごろに発売を開始されてから瞬く間に人気商品となりました。
今も魚探の反応が悪くて悩まれている方がいるのではないでしょうか?
商品ページはこちらから確認できます。
http://www.neonet-marine.com/class/18695.html

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