分厚い船底で魚探感度に悩まれている方に朗報!【リガーマリン】スルハルキットの新アイテム!
2015年04月30日 (木) [GPS・魚群探知機, ボート用品]
リガーマリンの「スカッパースルハルキット」はイケスにあるスカッパーを利用することで超音波減衰の原因となる船底(障害物)を通過させずに振動子から直接海面下へ超音波を送受信が出来ると発売開始前から注目を集めた画期的なアイテムです。
スルハルキットはヤンマー社製のSRスカッパーにのみ適合とされていましたが、今回新たにリガーマリンがオリジナルのスカッパーが開発されました。
それが、この船底厚さ14mm以上にも対応したスルハルキット専用スカッパー(画像左)です!
FURUNO(520-5PSD)、KODEN(TD-500T-2)、FUSOELE(TD-007)対応
スカッパースルハルキット Bセット F/K
HONDEX(TD-28)、ROYAL(P-350)対応
スカッパースルハルキット Bセット H/R
※新型スカッパーは網やフタが付属されていません。
SRスカッパー・新型スカッパーと比較
最大取付位置で比較
新型スカッパーは厚さ14mm~22mmまでの船底に対応。
SRスカッパーと最大取付位置の状態で比較するとその違いは一目瞭然!
左画像:SRスカッパー(厚さ位置13mm)
右画像:新型スカッパー(厚さ位置22mm)
この新型スカッパーを使えば、インナーハル(船底直貼り)では魚探の信号が十分に受信できなかった船底14mm以上の船にもイケスに取り付けることで設置が可能になりました。
スカッパー下部の比較
新型スカッパーは厚さに対応された分、スカッパーの内側にはスルハルキットがすっぽりと収まる加工がされています。
それによりSRスカッパーと同様、新型スカッパーでも振動子が船底とフラットな位置になり、振動子の最大の敵とされる泡の発生を抑制ができます。
左画像:SRスカッパー+スルハルキット装着時
右画像:新型スカッパー+スルハルキット装着時
SRスカッパーに付属されているフタは使用できるのか?
残念ながら、この新型スカッパーにはフタが付属されていません。
今後の開発に期待しますが、現状では上架時以外では振動子を装着した状態が必須になるようです。
では、代わりにSRスカッパーのフタは使えるのでしょうか?実際に試してみました。
一見ピッタリのように見えますが、スカッパーがフタの外側に接触して中にあるOリングが機能しません。
これでは海水の漏れ出しや、船の振動や下からの圧力によってフタが外れてしまうのではないかと感じました。使用にはならないようにご注意を。
スカッパースルハルキットはこちらから
GPS魚探 なか