防災分野で活躍する折りたたみボート!
2015年03月31日 (火) [ゴムボート/ミニボート]
今回は、国内だけではなく世界の防災分野で活躍しているミニボートをご紹介します。
※ハリケーンカトリーナで被災したニューオリンズの一角
※東京都葛飾区での防災訓練風景。
10フィートモデルに成人男性が5人乗船してもこの浮力(写真右)
「ポータボート」は、米国生まれの折りたたみボート専門メーカーです。
ポータボートは、安全・頑丈・柔軟・簡単が企業ポリシー!
その企業ポリシーを体現したボートをご紹介します。
1) 安定性と完全浮沈構造
同クラスのインフレータブルボートと比較すると
圧倒的なスペースを確保しているため、
船内スペースはゆったりしています。
両サイドに張り出したチャイン(船体横の黒い部分)は
驚くほどの静止安定性を発揮。
どこに立ってもほとんど傾くことがありません。
またボート全体に浮力性の高い素材を採用し、
船内が満水になっても沈むことがない完全浮沈構造を実現。
2) 驚異の耐久性と柔軟性
※英国空軍山岳救助隊がエベレストの湖で使用した際の写真です。もっとも標高の高い場所で使用されたボートとしてギネスブックに申請しています。
ポータボートには米国NASAが開発した
高圧縮ポリプロピレン(PP)を船体素材に採用しております。
頑丈かつ柔軟性に優れ、岩にぶつかったくらいでは裂けたり、
穴が開いたりすることはありません。
また衝撃を吸収し分散する特性も兼ね備えています。
3) 取り扱いの容易さと収納性
特殊な工具、機器を必要とせず一人で簡単に組立をすることができます。
10分程度で組立ができ、片付けは5分程度でできます。
折りたためば厚さ約20cm。わずかな隙間にも保管することができます。
メンテナンスも必要ない為長期の保管も安心です。
実際に組立してみましたので、参考にして下さい。
1.コンパクトにたたまれた状態から、一度開く。
2.さらに、もう一度中央から外側に開く。
3.ポータボートには画像のように木の棒が付属しています。この木の棒を上手く使えるようになると手早く組立が出来ます。
4.先端をボート右舷側のガンネル部分に当てて、反対の左舷も起こし木の棒の中間にあるくぼみで一呼吸入れましょう。
(慣れたら次の工程まで一気に行けるかと思います。)
5.更に木の棒の両端までボート広げ固定します。
6.中央のシートを取り付けます。
※シートを取り付けるときには脚が画像の位置にあるか確認は忘れずに
7.中央シートを取り付けたら木の棒は不要なりますのでここで片付けます。
8.次にトランザム側を組み立てます。ちょうど両手で指組みするかのように重ねてトランサムプレートを外側に出します。
9.ネジ止めをすればセット完了。
10.残りの前後のシートを取り付けます。要領は中央シートと同じです。
11.最後はバウプレートを取り付けます。 ボートの船内の下から撮影、2つのフックを船に取り付けます。
完成!
いかがでしたでしょうか?
実際に、組立したポータボートに乗って見るとゴムボートに比べチューブが無い分、思った以上に広く感じました。
いろんな災害がこれからも起こると思います。
(災害は起こらないでほしいですが...)
そんな時にこのポータボートを1台所有していると安心です。
防災対策の一番重要なことは、事前準備かと思います。
防災対策として、是非ポータボートの所有をご検討下さい。
ポータボートはこちらから⇒http://www.neonet-marine.com/class/3564.html