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大丈夫?船底塗料の選び方【PART1】-旧塗膜との相性

2015年01月29日 (木) [メンテナンス]

ボートを所有する方々は これからのシーズンインに向けて船底の塗り直しの時期に迫っているかと思いますが、そこで注意しなくてはいけない船底塗料の選び方について、これから数パートに分けてご紹介いたします。

安い船底塗料が見つかったから。
友人からこの塗料が良いよ薦められて。
・・・と、いままで使用していた船底塗料とは違うものを旧塗膜の上から重ね塗りしたことはありませんか?そこで上手くマッチしたのであれば良いのですが、時には数か月も経たない間にフジツボがびっしり付着することがあります。

それは何故でしょう?

船底塗料に含まれる防汚成分と言っても各メーカーが独自に研究して製作されているため、その成分が全く同じではありません。
知らずに重ねて塗ってしまうと新しい塗料の防汚効果を弱めるもの防汚成分の流出を早めるもの、塗料が船に定着がされずにすぐ剥がれてしまうのもあると覚えておくと良いでしょう。

各メーカーで相性の良い塗料を調べられており、
下記表に当店人気の船底塗料から適正表をまとめましたのでご参考にしてください。

表記中の記号の意味

○⇒直塗り可能:
カキやフジツボなどの付着した水棲生物をスクレーパーなどで剥ぎ取り、油汚れはシンナーなどで除去します。また、旧塗膜が剥がれかけていたり、浮いている状態もまたスクレーパーで除去します。素地のFRPゲルコートが露出してる箇所はサンドペーパーで荒らします。

△⇒バインダーコート(プライマー)の塗装が必要:
直塗り同様の処理をした後にバインダーコートで下塗りをして、新しい塗料が定着しやすいようにします。

×⇒旧塗膜を除去しバインダーコート(プライマー)の塗料が必要:
旧塗膜との相性は最悪です。塗料を塗る場合には旧塗膜を除去した後、バインダーコートで下塗りをしてから塗装をしてください。

-⇒メーカー未検証
メーカー未検証の旧塗料については×と同様に旧塗膜を除去した後、バインダーコートで下塗りをしてから塗装をしてください。

重ね塗り適正表

これから使う塗料→
現在使用している塗料↓
中国塗料 WAKOエコペイント ヤマハ
シージェット033 シージェット034 wakoecoα ワコー
ペイントII
パワー
プロテクター青
中国塗料
シージェット033
シージェット034
シージェット035
シージェット037
フレンド300
マリンスター30G
ニューマリンゴールド
ニューマリンゴールドDX
WAKOエコペイント
WAKOECOα
ワコーペイントII
ヤマハ
アクアキーパー
パワープロテクター
インターナショナルエピグラス
NEWボートガードエキストラ
ミクロンCSC
クルーザースペリオ
インタースピード2000
トライラックス × ×
VCオフショアー × ×
日本ペイントマリン
うなぎ一番
うなぎ一番あざやか
ボートガードエキストラ
ウルトラ、ブライトウルトラ × ×
クルーザーレインボー
シーフィッシュコスタ
Rコッパー
ビニレックス コッパー
マリアートAF
ニッペ Hi-Cup ×
これから使う塗料→
現在使用している塗料↓
中国塗料 WAKOエコペイント ヤマハ
シージェット033 シージェット034 wakoecoα ワコー
ペイントII
パワー
プロテクター青
NKMコーティングス(旧日本油脂/関西ペイント)
Super Cruise01
Super Cruise02
Super Cruise03
プラドールZ
ニュープラドール
ニュープラドールDX
スーパードルフィン
カラーエクシオン
宝船
キャプテンAFグリーン ×
キャプテンAFパワーS
キャプテンAFハイパワーS ×
カナヱ塗料
大漁クリーン
スーパー大漁
大漁ストロング
FRCクリーン
CCPクリーン
トライボート ×
KCP ×
公進ケミカル
黒潮1号&黒潮2号
黒潮4号
サンカイケミカル
サンカイコッパー

なお、数年続けて重ね塗りを続けてますと塗装面に凹凸が出来きやすくなり、それが走航中の水の抵抗となって燃費を悪くします。そのためメーカーでは旧塗膜と相性が良くても5年に一度は剥がして塗り直すことをオススメしています。

また、中古艇を購入して新しく塗装をすると言った時には旧塗膜が何を使われていたか分からない場合があります。
このような場合には旧塗膜を除去した後に、バインダコートで下塗りをしてから塗装しましょう。

 

船底塗料をご注文の方はコチラから

 

この他にも船底塗料に関する情報をご用意しています。
当店でも勉強しながら情報公開しておりますので是非こちらもご覧ください。

<<船底塗料お役立ち講座>>

 

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メンテナンス担当 なか

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