ゴムボートフィッシングを安全&快適にするドライスーツ
2024年02月26日 (月) [ゴムボート/ミニボート, マリンウエア]
今回のブログではゴムボート(ミニボート)フィッシングを安全&快適にするウェア、”ドライスーツ”についてご紹介します。
ゴムボートによる転覆事故や落水事故はシーズンインとされる5月が最も多く、年々増加傾向にあります。*海上保安庁サイト参照。
免許不要で、ライフジャケットなど装備品の着用義務もないため手軽に始められる方も多いと思いますが、その手軽さが危険につながっているという側面もあります。
特に水温が低い時期や、北海道などそもそも気温が低い地域では落水すること自体が命取りになりかねません。
最近では湖での作業中にゴムボートが転覆、作業員の方が亡くなってしまうという事故があり、ゴムボートを使用した水上作業ではドライスーツの着用が義務付けられる動きもあるようです。
ドライスーツを着用するとなぜ安全なの?
ドライスーツは完全防水(基本的には首・手首からの水は侵入しない構造)になっているため、万が一落水した場合でも体が濡れることなく、乾いた状態を維持できます。
水中では陸上の25倍も速さで体温が奪われていき、冬の海では落水後1~3時間、春先の気温が暖かくなってきた頃でも1~6時間で命の危険があると言われています。
ドライスーツは中にフリース、スウェット、ダウンなどを着込むことができるので、水に濡れてしまう衣服などに比べて、低体温症になるまでの時間を伸ばす効果があります。 *参考資料
胴長やカッパではだめなの?
さっと着られる胴長は便利ですが、落水時に胴長の内部に水が入ってしまうと水中から這い上がることが困難になり、逆に非常に危険な状態になります。
落水する可能性のある状況では胴長の使用は控えましょう。
カッパは落水したときにあらゆる方向から水が浸入し、体が濡れてしまいますのでおすすめできません。
ドライスーツが快適な理由
ネオネットがおすすめするHANTドライスーツは、
”風を通して、水を通さない”という特殊素材で作られているためビニール製のカッパ等と比べて蒸れにくく、快適に過ごすことができます。
季節によって中に着込む服を調節することで、オールシーズン使用可能です。
ゴムボートユーザーにおすすめのドライスーツ
ネオネットマリンがおすすめするのはHANTドライスーツです。
フロントがガバっと開く防水のダブルジッパー仕様で、1人でも着脱がしやすいのが特徴です。
さらに首元と手首の防水シールは、着脱のしやすいクロロプレン素材(ウェットスーツと同じ素材)を使用。
ご自分の好きなサイズにカットが可能です。
足元はラテックスゴム製のソックスが付属し、水の侵入を防ぎます。
もっと詳しくご覧になりたい方はこちら
さらに朗報!
2024年4月頃に小ジッパー付きモデルの発売が決定しました!
船の上でいちいち脱ぐのが面倒だな~と思っていた方、これなら問題解決です◎
小用ジッパー付きが気になる方はこちら
注意してほしいポイント
ドライスーツを着用することで、基本的には水に濡れることはありません。
ただ落水時の衝撃や、生地がねじれることによって首や手首に隙間ができると、ちょろちょろと水が侵入することがあります。
また生地をひかっけて穴が開いてしまったり、長い間使用して摩擦で生地が薄くなる、またジッパーの締め忘れで水の侵入が起きる場合もあります。
正しく着用すること、また水漏れがおきてないか出航前に確認をすることも大切です。
ドライスーツを着用し、安全にゴムボートライフをお楽しみください✨
また、ドライスーツだけでなくライフジャケットの着用も忘れずに!
ライフジャケットも探してみる
HANTドライスーツは下記からご注文可能です。
■小用ジッパー無し
■小用ジッパー付き