ジェット用のライジャケに桜マークが無い!?
2月のライフジャケット着用義務拡大を受けて、ライフジャケットについての問い合わせが増えてきています。
着用義務化についてあまり知らない方に補足しますと、
「小型船舶」と呼ばれる船舶に乗船する場合、
今までは子供、水上バイク(特殊小型船舶)、1人で漁業を行う方以外は「着用努力」だったところ
ほぼ全員ライフジャケットを着用しなければいけない「着用義務」のルールに変更になりました。
また、着用するライフジャケットが”桜マーク”付きでないといけないというルールも
改めて徹底されることになりました。
そこで気になるのが、水上バイクも小型船舶だけどルールが変わるのか?という事。
今までジェットで使っていたライフジャケットは使えないの??
ジェット用のライフジャケットを買ったのに、桜マークがついていないぞ!
などよくあるお問い合わせを解説いたします!
ジェット用のライジャケには桜マークがついていない?
水上バイクは国土交通省が発行する”桜マーク”でももちろんOKなのですが、小型船舶機構が発行する”JCIマーク”でOKです!
↓こんなマークです。
↓ちなみに桜マークはこんな感じです。
なんで”JCIマーク”でOKなの?
基本的には小型船舶に使用するライフジャケットは”桜マーク”が必須なのですが、
水上バイク(特殊小型船舶)のみ例外として”JCIマーク”でもOKとされています!
※国土交通省と日本小型船舶機構に確認済み。
【補足】
水上バイクは小型船舶の中でも、特殊小型船舶という種類に分けられます。
使用できるライフジャケットの種類も他の船舶とは異なり、
タイプF~Gと呼ばれる、比較的デザインやカラーが自由に使ってあるタイプのライフジャケットの着用でもOKとされています。
※タイプA~Dのライフジャケットを水上バイクに使用することもできますが、
色がオレンジ・イエローの一色に限られ、デザイン性が高くないためあまり使用する方はいません。
ライフジャケットに”JCIマーク”が押してあるライフジャケットを購入したらいいの?
桜マークは基本的にタイプA~Dのライフジャケットに予め押してありますが
タイプF~Gのライフジャケットには【小型特殊船舶検査OK】と謳ってあっても桜マークが予め押してある物はほとんど存在しません。
そのため、水上バイクに使用する場合は別途”JCIマーク”を押してもらう必要があります。
”JCIマーク”は水上バイクを船舶検査に出すときに、一緒にライフジャケットを提出して初めて法定備品として”JCIマーク”を押してもらうことが出来ます。
※船舶検査とは別でライフジャケットのみJCIに提出し、”JCIマーク”を押してもらうこともできますが
別途手数料がかかりますので船舶検査時に一緒に提出するのをおすすめします!
まとめ
今回のライフジャケット着用義務拡大では、水上バイクの着用ルールには何の変更もありません!
桜マークではなく、船検の際に押してもらえるJCIマークが必要だということだけ覚えておいてください(*^^)v
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ライフジャケット担当:清水
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