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ジェットシートの肉盛り加工はこんな事してたんですね

2018年01月24日 (水) [PWC]

先日、カスタムデザインのシートカバーを作る工場へお邪魔してシート張り替えの流れを見学させて頂きました。

通常張り替えの工程や様々なこだわりについては社内の都合(笑)によりここではご紹介できませんが、ネオネットマリンで人気の肉盛り特殊加工について少しご紹介したいと思います。


シート:YAMAHA  FX HO

肉盛りの工程に行く前に、肉盛り加工を行うシートを受け取ったら、下準備としてシートカバーを剥がし乾燥させます。
その乾燥後のシートが上の状態で、この状態から肉盛が行われます。

 

肉盛り加工作業の最初は、基本の型を当てイメージづくりです。
ネオネットマリンでご依頼頂くお客様のほとんどは純正Cruiser風ですが、中には「純正より背もたれを高くしたい」「背もたれを角ばらしたい」などもありここでそのイメージを固めます。

 

そして、イメージした形が作れる様、チップウレタンシートを重ねて土台を作ります。

そのチップウレタンを使う主な理由は、
1、程よいクッション性
2、復元性が高い
3、加工性が高い
4、コストが低い
1,2は気づかない所で使用時の満足度に影響し、3,4は購入頂くときの製品価格に影響する部分ですね。

ちなみに、このチップウレタンが使われている製品を調べてみた所、車のシートやソファーにベッドなど様々なものに使用されているようです。

 

次に、積み重ねたチップウレタンに定規を使って切り取り線を付けて行きます。

 

定規はカスタムデザインさんの手作りで、一つのシート形状用に複数定規を準備しています。

この定規、半面のみで反転させる事で左右対称が取れるようになっています。

更に、上でも少し紹介した背もたれの高さや形状を変える時は都度定規をつくるため、現在も増加中との事です。

 

その後は定規で書いた線と最初に作ったイメージや仕様書を元に切り出していきます。

道具はカスタムデザイン社外秘アイテムにつき公開できません。

この道具と職人さんの腕により見る見る内に形が整って行きます。見ていて面白かったです。

 

形状が整った後は、接着面にノリを吹き、ジェットシートの土台に貼り付けます。そして、最後にシートカバーを張れば肉盛り加工の出来上がり!

 

ジェットシートが完成するとこんな感じです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

シートカバーの色は自由に決められますのでドレスアップ性も抜群ですね!

こんな工程がある肉盛り加工&シート張り替えのお値段は ネオプライス¥75,816 (メーカー希望価格:¥84,240)です。

純正クルーザーシートを購入すると¥224,316(フロント¥152,280 リア¥72,036)なので、ほぼ1/3でクルーザーシートに出来てとってもお得ではないでしょうか。

※価格は 2018年1月現在です。

最後に、汚れを落とすのに経験上ガソリンがシートにダメージ無く落とせるとの事でした。ただし、危険物なのでご使用はお気を付けください。

 

人気の肉盛り加工モデルはコチラ

YAMAHA FX-SHO(12-13)/ HO(13-17)/ SVHO(14-17)

KAWASAKI ULTRA 250X(07-08)/ ULTRA LX(07-08)/ 260X(09-10)/ 300X(11-13)/ 310X(14-17)※SEを除く

KAWASAKI STX-12F(06-07)/ 15F(06-17)

SEA-DOO GTX DI (02-03)/ GTX-4TEC(02-06)/ RXT(05-06)/ GTX LTD,WAKE(06-08)/ WAKE PRO215(09)


 

PWC商品担当:伊藤

 

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