ご注意ください。オクタン91でもハイオク仕様です。
2017年05月03日 (水) [PWC]
今PWCで一番の話題は新型SX-Rです。
そのSX-Rに対応したパフォーマンスパーツも続々と発売されています。
その中で走りを変えたい方にお勧めなのがストック艇向けの「R&D リプログラミングサービス R1」です。
この「R&D リプログラミングサービス R1」は、オクタン91、レブリミット(7500 → 8650RPM)、点火タイミング、燃料マップを、R&D独自のプログラムに書き換える事により、スムーズなスロットルレスポンス、より速い加速、トップスピードを向上させる事ができます。
しかし、注意点として書き換え後はレギュラーからハイオクに変更してください。
ココからは「あれ?オクタン91 ってレギュラーだよね?」と思った方への説明です。
ガソリンは国によってオクタン価の測定方法が異なり
日本は
●リサーチ法(RON) … 「Research Octane Number(リサーチ法オクタン価)」の略で、中低速域で計測したオクタン価で主に日欧で使われ、低回転時の耐ノック性を基準にしています。
アメリカは
●モータ法(MON) … Motor Octane Number(モータ法オクタン価)」の略で、高速域で計測したオクタン価で、米国,カナダなどで使われ、高回転時の耐ノック性を示します。
そして、MONとRONの間には概ね7-10前後の差異が生じると言われています。
そのため、R&D(アメリカメーカー)製品のオクタン価91 表記であれば日本ではハイオクガソリン仕様になるわけです。
ちなみに
日本のガソリン平均値(ブランドガソリン)は
「レギュラー」オクタン価90~91※JIS規格ではオクタン価89以上が「レギュラー」
「ハイオク」オクタン価約100※JIS規格ではオクタン価96以上が「ハイオク」
と表記され、
アメリカのガソリンは
オクタン価約87の「レギュラー」
オクタン価約89の「プラス」
オクタン価約92(実際は91~94)の「プレミアム」
と表記されています。
そのため、アメリカのオクタン価に7-10前後をプラスする事で、日本のオクタン価(近い)数値になります。
今回、ご紹介したのは新型SX-Rのストック艇に推奨のリプログラミングサービスで↓で確認できます。
その他のパフォーマンスパーツはこちらから確認できます↓
PWC用品担当:伊藤