ワカサギ釣りに特化したTD07振動子の特長とは?
2015年10月01日 (木) [GPS・魚群探知機]
こちらの記事は2015年に投稿した古い記事になります。
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今回はホンデックスから10月から発売されるワカサギ向けの魚探【PS-500C/PS-611CN】ワカサギパックで使われている振動子TD07にスポットを当ててみます。
この振動子はVexilar(ベクセラー)と明記されていますが、こちらはホンデックスオリジナルの振動子ではありません。
日本では氷上穴釣り=ワカサギのイメージが強いですが、北米ではアイスフィッシングゲームと言われるほどバスやイエローパーチ(聞きなれませんが北米では有名な魚のようです)を対象にした釣りが盛んで、そんなアイスフィッシングの本場であるメーカーが開発した振動子です。
センサー部
底にべったりと貼り付く習性を持つワカサギの群れは、従来のTD04(22°)のような指向角が広い振動子では、探査の幅が広く周辺にある障害(主に傾斜地)によって反応が埋もれてしまうことがあります。
このワカサギ釣り向けの振動子(TD07)の指向角は9°、周辺に傾斜がある所でも振動子の真下状況の把握ができます。
特にワカサギは傾斜のところに溜まりやすい性質を持つため狭いエリアをピンポイントで捉える振動子では大きなアドバンテージを持ちます。
※TD04(指向角22°)の水深10mの測深範囲は直径約3.88m。
TD07(指向角9°)はその半分以下の直径約1.56m。
さらにドーム船では隣客との距離が近く、同じく魚探を使用していた場合では指向角が狭いと超音波の混信やゴーストが起こりにくくなるメリットもあります。
センサー部を見てみると真っ平でした。
今までの指向角の広がりは50kHzは広く、200kHzは狭くと言った周波数によって左右されると認識していました。
しかし、同じ200kHzで従来品との差はきっと形状に違いがあるはず!と思っていたのですが・・・。
このことをホンデックスさんに聞いたところ、確かに超音波の周波数によって広がり方が左右されることは間違ってはいないようですが、実は内部構造の違いによっても指向角を変えることができるそうです。
フロート部
従来の振動子はボートに固定することを想定して作られているため、ワカサギ釣りに使用するには木材やパイプなどで固定する加工品を作る必要がありました。
TD07は吊下げ式、水に浮くフロートが付いているので振動子を水にポチャンと入れるだけで使用できます。
フロート部は発泡素材。切れ込みがあるため取り外しも可能。
フロートストッパー部
フロートを止めるストッパーにも切れ込みが付いていて、フロート同様に取り外すことも可能です。
最後にバケツに水を入れ浮かせてみました。
プカプカと浮いて右に~左に~・・・同じ穴に釣り糸を垂らすと引き上げるときに邪魔になるかも?
近い場所に別の穴を開けた方が良いかもしれませんね。
いかがでしょうか?
ワカサギは天ぷら、素揚げ、南蛮漬け等々いろんな食べ方がありますが、どれが好みですか?
今年は是非、親子と、友達と、恋人と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、既にPS-500C/PS-501CNをお持ちの方は振動子を取り換えるだけでワカサギ釣りに使用が可能です。
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