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ウェットスーツ使用後にお手入れはしていますか?

2015年01月09日 (金) [マリンウエア]

最終更新日:2021/1/18

ウェットスーツは紫外線や運動の摩擦などで必ず劣化してしまいます。使用後の水洗いや正しい保管方法は、ウェットスーツの寿命にも大きく関わってきます。

普段のお手入れによって、少しでも長持ちさせるためにお役立てください!

 

 

 

ポイント

※汚れたまま長時間放置しないで、海から上がったら出来るだけ早めに洗う

※洗濯機、乾燥機、熱湯はNG!

※直射日光を避け、できるだけ太めのハンガーを使う

※半乾きで収納すると臭いやカビの原因となるのでしっかり乾燥させる

※乾燥後は早めに表面に戻す

※肩幅広のハンガーにかけて収納

お手入れ手順


1. 生地は裏返しにしてシャワー等で水洗い

まずは付着した砂や塩を軽く水洗いで流します。

 

2. 大き目の容器に多めの水を入れて付け置きして潮抜きをする

TOOLS WATER BOX ウォーターボックスがあると便利です!

ウォータボックス

3. 軽く揉み洗い

市販の専用シャンプー等の使用をおすすめします。

可能なら毎回、シャンプー・ソフナーで洗うのがオススメですが、面倒なら、2,3回に1回程度はご利用ください。

また、衣替えで長期間使わないなどの場合は必ずお使いください。

お湯はNG! 冬場は少しぬるま湯がおすすめ

通常は真水で大丈夫ですが、冬場など水が氷水のように冷たい場合は逆に、ほんの少しだけぬるま湯の方が生地にやさしくてよいです。

なお、お湯は生地の劣化や接着面の剥がれの原因となりますので絶対にお湯で洗わないでください。

(ぬるま湯とは、目安としては体温と同じくらいの温度で30度~40度未満)

洗濯用の洗剤はウェット生地の専用品がおすすめです!

 

アロマウェット 洗浄力重視タイプ/柔軟効果重視タイプ
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アロマウェット ボタニカル 洗浄力重視タイプ/柔軟効果重視タイプ

 

4. すすぎ

すすぎの水がきれいになるまで2~3回繰り返します。
(「AROMA WET(アロマウェット)」なら1回のすすぎでOKです。)

 

 

5. 乾燥

肩部に負担の掛からない肩幅広のハンガーで陰干しする。

洗ったばかりのウェットスーツは水分をたっぷり含んで重くなっているため、ハンガーに掛けると肩部に重みが全て掛かってしまいます。

型崩れや劣化、肩抜けの原因になってしまいます。

肩部の負担を分散させるウェットスーツ専用の肩部が幅広のハンガー等が販売されていますので、これらのハンガーで干すことをオススメします。
くれぐれも針金のハンガーなどのような細いタイプのハンガーは使用しないでください。

肩幅広のハンガーがない場合は、物干し竿に腰部で半分に折って干すのもいいでしょう。

バックジップタイプのウェットスーツの場合は折り曲げる部分はジップに負担が掛からないよう、

バックジップ部分を避けて折るようにして干しましょう。(但し、腰部に折り目や癖がつくのでベストな方法ではないです。)

直射日光を避けて、裏返しのままの乾燥がオススメです。直射日光は色落ちやゴムの劣化、機能低下の原因となります。

(環境にもよりますが1日程乾かし、しっかり乾いているようなら裏返しにしてあるウェットスーツを元に戻し、さらに1日程、陰干してしっかり乾燥させるとよりよいです。)

※ウェットスーツの表面は短時間で乾くので、一見、乾いたようにみえますが生地の中は完全に乾ききらず、湿って半乾き状態であることもあります。

半乾きで収納すると臭いやカビの原因となり劣化はもちろん、臭いも取れなくなってしまいますので、しっかりと乾燥させてください。

 

TOOLS(ツールス)ウェットハンガー

O’NEILL(オニール)ウェットスーツハンガー

 

 

6. 表面に戻して終了

裏返しの状態で長時間放置すると、生地にシワが付いてしまいます。

※しっかり乾燥させる! 半乾きで収納すると臭いやカビ、劣化の原因になります。
※保管は、細いハンガーは使用しないで下さい。

 

 

7. ダメージのチェック

しっかり乾いたら、収納前に生地の繋ぎ目のボンド剥がれや、傷などがないかチェックしましょう。

万が一、穴や、傷、縫い目のボンド剥がれ等ありましたら早めに修理しましょう。軽度なレベルなら、自分で簡単にリペアできます。

スキン(ラバー)部とジャージ生地の繋ぎ目やウェット生地の小さな傷ならウェットボンドがおすすめ。

スキングリッパー ネオプレーンスーツ補修専用接着剤
OA-0705_b

ご自身で修理不可と判断された場合はお問い合わせください。

TEL:0564-56-1000  メール:neonet@jsp21.co.jp

 

 

8. 収納方法

・折りたたんで収納するのはNG

折りたたんで収納される方がいるようですが、長期間折りたたんで収納したウェットスーツはシワや折り目が付いてしまいます。

一度付いたシワはその部分の気泡がつぶれてしまい元に戻らなくなります。

着用すればシワは目立たなくなりますが、折り曲げによる癖の付いた部分はストレスが掛かり、機能低下や劣化の原因にもなります。

肩部に負担の掛からない肩幅広のハンガーにかけて収納が無難です。

 

・ジップタイプの場合、ファスナーは完全に閉める!

 

・気温変化の少ない冷暗所に収納!

収納場所は、気温変化の少ない冷暗所がベストです。

最初に説明したようにクロロプレン合成ゴムは耐熱性・耐寒性も良いですが、長期間気温変化の激しい場所に置いておくとゴムの劣化を早めます。

日光があたる場所ももちろんNG。劣化、色落ちの原因になります。高温多湿もNGです。雑菌の繁殖の原因になります。

 

・衣類と一緒に収納しない!

衣類と一緒に収納すると、クロロプレンゴムとの反応により衣類が変色する恐れがありますのでご注意ください。

 

・マジックテープ部分はきちんと合わせる!

生地にくっつかないようにしてください。生地に当ててしまうと、ボロボロ(毛玉状態)になります。

 

・プリント部分を保護!

プリントが生地や他のプリント部分にくっつかないように気を付けてください。

 

 

 

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