アキレスボート コクワガタ試乗レポート【その2】
2016年04月29日 (金) [ゴムボート/ミニボート, 船外機/エレキモーター]
アキレスボート コクワガタの試乗レポート第2弾...最終回です。
第2弾の内容は、
1. 手漕ぎ
2. 気配り
です。
それでは早速、
1. 手漕ぎ
第1弾で船外機を搭載して走行したのをご紹介しましたが、なんとこのコクワガタは手漕ぎでもスムーズに漕ぐことができます。
実際に、手漕ぎで試してみますとオールの長さやボートの幅などがちょうどいいサイズで漕ぎやすかったです。
また、アキレス社自慢のオールクラッチがとにかくオールの回転をうまくサポートしてくれました。
レンタルボートなどでよくある丸いクラッチと比較すると全然違います。
ただ、私も慣れていないせいかボートの性能を活かしきれませんでした...
何十年とボートに携わってきたメーカーの方が漕いだら、衝撃的なスピードが出ました!!
そのスピードを見たい方は、試乗会にてメーカーの方にお願いしてみて下さい。
2. 気配り
コクワガタにはちょっとした気配りのあるボートです。
その理由は、いくつかあります。
まずは、赤枠のこれが何かわかりますか。
恥ずかしながら、私も店長も最初見たとき何かわかりませんでした。
答えは、肩パッドです。
総重量26.5kgと特別軽いわけではないですが、1人でも十分持ち運べる重さなので、1人で持ち運ぶ際は肩に乗せて運びます。
その際に、肩が痛くならないように肩パッドがついています。
次の赤枠が何かわかりますか。
これは、ベルクロタイプのロッドホルダーです。
釣りには欠かせないロッドを、保管しておくためのものです。
今までのゴムボートのほとんどが別売りのロッドホルダーを購入しなければなりませんでしたが、最初から装備されているのは嬉しいですよね。
使用しない時はスペースも取らないので邪魔にならないですし、ロッド以外にも使えそうですよね。
その他にもドリンクホルダーやフックポケットなんかもあります。
最後に、濡れたものを置けるスペースがあります。周りには多数のD環がありますので、ロープを使用すれば物を固定することもできます。
しかも、前方のチューブがしきりとなり足元が濡れることはありません。
船首部分の底に排水口がありますので、走行中に水が抜けていきます。
どうでしょうか。メーカーさんのちょっとした気配りが盛り込まれているような気がしませんか。
今回、初めて試乗会に参加させてもらいましたが、やはり乗ってみてわかることがたくさんありました。
皆さんも気になるところがあれば、試乗会に行って是非乗って体験してみて下さい。
最後に、私がこのコクワガタをおすすめするとしたら、
その1. 手漕ぎでも2馬力船外機でも楽しみたい
その2. せっかち
その3. 1人で手軽に釣りしたい
の方です。
理由としましては、
カタマラン構造により手漕ぎでも2馬力艇としてもスムーズに走行することができます。また、ロールアップフロアを採用しているので、フロアの準備や片付け作業がほぼありません。さらに、1人で持ち運ぶことを想定した装備もあることから、1人でも手軽に釣りに行けるので、自分のペースで釣りが行えるからです。
これに当てはまりそうな方は、是非このコクワガタをご検討下さい。
今回紹介したレポート以外でも、このコクワガタで聞きたいことがあれば、私太田(充)までお問い合わせ下さい。
お問い合わせお待ちしております。
少し前ですが三十三間堂に行ってきました。
スタッフの太田でした。